銀座のトリル 03-3572-8228

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ママのぽわぽわ銀トリ日記♪
私・店内にて

まだまだあると思っていたのにクリスマスが終わると年末までは猛スピードですね。

皆様どうぞお怪我などなさいませんよう、お気をつけてお過ごし下さいませ。

昨日はスタッフ全員で店内の大掃除をしました。

私は神経質で物にはそれぞれ定位置を決めていて、動かした後は必ずそこに戻さなければ落ち着かなくて眠れなかったりします。いい加減そうに見えるかもしれませんが、自宅でも暇さえあれば洗剤と消毒液を持って掃除をしています。

マスターにトリルに来てもらう事が決まった時、私が先ずお願いしたのは、『清潔にして下さい』でした。

それ以来マスターはちゃんと守ってくれていますが、知らず知らずのうちに物は増えていきます。

私は不要品をゴミ袋にポイポイ入れていきました。

私の母は年末に必ず処分していた物があります。家族の下着とパジャマです。倹約家の母があっさり捨てるのでどうしてかと聞くと、「見えるところばかり綺麗にしてもダメよ。それに新しい年を迎えるのだから人間も何か新しい物を身につけないとね。唯一の贅沢。」だと。

おお〜。笑

誇れるところの少ない母ですが、私はそこだけは見習いたいと思って育ちました。新年を新しい下着とパジャマを身に付けて迎える私達は世界で1番オシャレ家族かもしれないと思っていました。いい時代でした。

年末は忙しく中々会えなかった両親に、今朝会いに行って来ました。

玄関に出てきた母は2年前に私がプレゼントしたパジャマ姿でした。

はぁ〜?笑

私・店内にて

風が冷たいですね。

ボンヤリ歩いている私を乾いた葉っぱが勢い良く追い抜いて行きました。

皆様、いかがお過ごしですか。

先日、お客様が出身高校の同窓会をトリルで開いて下さいました。

私は同窓会はずっと不参加なので、その空気感を味わったことがありません。

同級生って会えない期間がどんなに長くても、一瞬であの頃に戻れるんですね。

当時の愛称で呼び合って昔話に花が咲き、いつの間にか店内に方言が飛び交っていました。

見ている私まで嬉しくなり、幼馴染のことをふと思い出したりしました。

負けず嫌いだったアッちゃん、 すっかりオバさんになってるだろうなぁ。笑

数年前に友人が同窓会の集合写真を持って来てくれた事がありました。

「面白かったよ、同窓会。」

「面白いって何が?」

「それがね、皆んな若作りして来るの。若いわねぇ、あなた昔とちっとも変わらないわねって。」

「褒め合うわけね。」

「若いわね〜若いわね〜ってね。」

「それでそれで?」

「幹事さんが記念撮影しますよって。写してさ、後日送られてきた記念写真がこれなんだけどね。」

老けてる。笑

店内にて

皆様、お元気でお過ごしですか?

いよいよ年末に突入ですね。

気忙しく落ち着かない時期を迎えますが、どうぞお怪我などなさいませんようお気をつけて下さいませ。

先日スタッフ全員でクリスマスの飾り付けをしました。いつもは暗い店内が年に1度の華やかな装いになりました。皆さんはクリスマスといえば?私は、

苺の乗った丸いケーキ。笑

この歳になっても私は白いケーキのあるクリスマスが大好きです。

事業をしていだ両親は年末は特に忙しく私達姉妹は完全に放置されていました。そんな両親でしたがクリスマスイブだけは姉と私の為に時間を作ってくれました。

普段は祖母の作る和食中心の食事が、その夜だけは母が作る豪華な洋食になりました。何より嬉しかったのは母が注文したケーキの大きな箱、それがカップボードの上に置いてあって、私は何度も確認に行きました。
ケーキを何故カップボードの上に置いていたかというと、私がケーキの箱を開けてクリームを舐める恐れがあったからだそうです。

ひど。笑

ある年のクリスマスイブ、カップボードの上に憧れのケーキを見つけた私は、早く見たくて椅子をカップボードの前に持って行きその上に乗って思い切り箱に手を伸ばしました。

指先が触れた瞬間、ケーキの箱が床に真っ逆さまに落ちてしまいました。

私は泣きそうになりながらそっと元の位置に戻しました。

どうして犯人が私だって皆んなにばれたのか、どうして姉の仕業だって誰も疑わなかったんでしょうか。

夜になって箱を開けた瞬間の家族の私を見る目の冷たさときたら。

ちっちゃい人間達。笑

だから私はイブのケーキが好き。

大きな箱に入った白くて丸いケーキが好き。

クリスマスは苺の乗ったケーキじゃなきゃ。

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私・店内にて

半袖で外出していたのがつい昨日の事のようです。寒いかもってもう1枚、すっかり冬に近づいて参りました。皆様、どうぞ気温の変化にお気をつけて温かくしてお過ごし下さいませ。

お客様に、「今夜も僕らが貸し切り?ママ、大丈夫?」とご心配頂きながら、何とかトリルも4度目の冬を迎える事が出来ました。ひとえに大切に思って下さるお客様のお陰です。

いつもご心配下さり本当にありがとうございます。

4年前のオープン一週間前、私は開店のご挨拶に関わる事で致命的なミスを犯してしまいました。

アッ!と気づいた時にはもう手遅れで、お世話になっていたお客様の殆どを失ってしまいました。

私は顔にこそ出しませんでしたが、内心は絶望と恐怖で逃げ出したいきもちでした。

そんなある深夜、私はある方にお電話で不安を訴え号泣しました。

そんな私にその方は、「 心配しなくても大丈夫。もう何も失わないよ。ゼロから始めればいいじゃない。でもダメだったらその時やめればいい。それまでがんばれ。」と励まして下さいました。

その言葉に救われ気持ちを入れ替えオープンに漕ぎ着けたのですが、

想像を絶する大変さ。笑

今更ですが良くやってきたものだと思います。

お客様にホッとして頂けるお店や私になりたいです。

どうか私を皆さんの傍に置いてください。

私にはいくら考えてもここしかないから。

今後ともどうぞ末長くよろしくお願いいたします。

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娘・自宅にて

那須岳に登山に出掛けた娘が沢山お土産を抱えて帰宅してきました。娘が写したビデオには、すっかり秋色に色付いた木々やゴツゴツした岩肌や赤茶色の土が映っていました。

久し振りに綺麗な自然の色を見た気がしました。

数年前、山頂制覇の快感に芽生えた娘は登山グズを一式揃え度々険しい山道を登るようになりました。

苦しい先には楽しい事が待っているそうです。山頂で食べるおミカンは最高なのだそうです。私にはサッパリ理解出来ません。

山は遠くから見る物。笑

私は娘が山に行く度に心配で、「冬眠前だよ?クマって餌を蓄えに麓まで降りてくるんだって。クマ、怖くない?」
「大丈夫?黒い服って蜂が攻撃してくるらしいよ。怖くない?スプレー持ってる?ハチ、怖くない?」

うっざっ!!笑

娘はもう成人した大人です。

私なんかよりしっかり者で結構生命力も強そうです。

娘の心配より自分がもう少しシャキッとしなさいよって感じです。

「ラムネが良いらしいよ。」笑