銀座のトリル 03-3572-8228

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ママのぽわぽわ銀トリ日記♪
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私・帝国ホテルにて

秋といえば紅葉、いい季節になりました。暑く火照った体が少しづつ冷めていきます。

皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

先日、あるお客様からこんなお話を伺いました。その方は大手企業の管理職なのですが、新卒者に内定通知を出すまでに第7次試験まで行なうのだそうです。

秘密を暴かれちゃいますよね?笑

トリルも現在ホステス募集中なので、そのお話を興味深くお聞きしました。うちは1次面接のみの即決ですけれど。

私は雇われママという立場上、以前はたくさんの女性の面接をしました。クラブのホステス採用は特殊で見た目重視です。笑

長くても20分程度で面接は終了します。

見た目自由主義ですから。

どのお店も最低ラインを設けていて、一応採用してダメなら直ぐに辞めてもらうといったお店も沢山あります。

ホント何様なんでしょうか。

昔は私もその何様の1人でした。

でも最近は面接に来てくれる若い女性が全員、自分の娘の様に思えて。

はい、採用!笑

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私・店内にて

以前は何処へでもスタスタ歩いて行けた私ですが、ここ数年脚の痛みに悩まされ早く歩けなくなりました。色んな病院に通ってみましたが、先生のお見立てはそれぞれ。

先生方のお見立てを私が総合的に判断すると、職業病ということです。

短かっ。笑

私がデビューしたお店のママは昔気質で、ホステスのしつけにかなり厳しい人でした。

立ち方、座り方、話し方、指使いetc。

接客時にソファーに背中をつけるなんて絶対に許されない事でした。

お客様の方を向いて一旦真っ直ぐ腰掛け背筋を伸ばしたら、そのまま右に90度上半身だけ回転させ、ハンカチとライターを右手に持って右膝に置き、その手の上に左手を添えて〜。

はい!ニッコリ笑う〜!!みたいな。

にたぁ〜。

今の若いホステスにそんなしつけをしたら、皆さん速攻で辞めちゃいます。

それか無視されるか?

私がこの姿勢で接客している限りは完治しないと先生方は仰いました。そして、「痛い時は横になって安静に。」

寝転んで接客?笑

Made with Repix (//repix.it)
私・店内にて

明日から夏休み~なんて喜んでたのに、あっという間に明日で終わり。ずっとスッピンでだらだら過ごしておりました。笑

皆様、お元気ですか?

昔、上京した息子に田舎のお母さんからお米やお野菜のいっぱい入った小包が届く、とてもほのぼのしたCMがありました。荷物の1番上にお母さんのお手紙があって、身体にだけは気をつける様にと。

1人暮らしをすると実家から小包が届くのか〜、身体を気遣ってくれる優しい手紙も届くのか〜。

そのCMが流れていた頃、丁度私は神戸の大学に入学し親元を離れました。

私は密かに心待ちにしていたのです、ダンボールいっぱいに愛情の詰まった小包がもうそろそろ届くだろうと。

きっと母は送ってくれるだろうと思っていました。

甘かった。爆

そういう奴です、私の母は。

遂に私は母に電話で、「 何か送ってきて。」笑

「お友達にお土産とか頂いてるから、私も何かお返ししないといけないのよ。」「あら、そうなの?わかった。ご飯はちゃんと食べてるの?」「うん。」「じゃ、ご飯の心配はいらないわね。」「うん。でも麺とかたまに食べたいかなぁ。」

3日後に大きくて重い小包が届きました。まさかお酒でも入っているんじゃないかと開けてみたら、和菓子の箱が10箱とカップヌードルが20個、そして便箋が1枚ピラリン〜。

「元気で楽しくやっているようで安心しました。2万円、お小遣いを入れておきました。何か欲し物を買いなさいね。」

2万円は和菓子10箱とカップヌードル20個を取り出して探し回りましたがどこにもありませんでした。

翌日、母に電話をしたら、「あれで足りるでしょ?高いのよ〜、あの和菓子。皆さんに渡すのよ。」

お抹茶かよ!

「それよりあのね・・・」「ラーメン入ってたでしょ?」「入ってた、それであの・・・」「麺が食べたいって言ったから。」「ありがとう。でね2万円だけど。」「うんうん。何か買うといいよ。」「入ってないよっ!探したんだけどどこにもないよ。」「え?入ってるでしょ?封筒の中に。」「封筒?ないよ、紙が1枚入ってただけ。」「封筒ない?手紙の封筒。」「ないよ、紙だけ。」「 あれっ?ない?ちょっと待ってて。」

「ごっめぇ~ん、封筒こっちにあるわぁ〜。あっは。」

ダメだ、うちの親。笑

私・帝国ホテルにて

深夜テレビをつけたら世界陸上をやっていました。暫く観ていたのですが・・・

皆さん、負けず嫌いですね〜。笑

私はこう見えて昔、バレーボールをやっていました。毎日汗だくになってボールを追いかけていました。驚かれると思いますが結構上手だったんですよ。

今はちょっと歩くだけで息切れします。汗も苦手で、汗かくと気持ちが良いって言ってる人は頭がおかしいと思っています。笑

私がまだ新人の頃、並木通りを歩いていたら、向こうから高齢の白髪の男性と和服のママさんが歩いてきました。とても品のあるお似合いのお2人に見惚れてしまいました。

何故か私の方が緊張してしまって。

すれ違った時の男性の香水の良い香りといったらもう。。。

渋くて深いその香りについて行きたいと思ったほどでした。

私もいつかそんな風に銀座を歩けたらいいな。

それにしてもよく走る、よく飛ぶ、よく投げる。汗臭そう〜。笑

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娘・自宅にて

皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。激しい暑さの毎日です。どうぞご無理をなさいませんよう、ごゆっくりお過ごし下さいませ。

昨夜は東京湾の花火でした。このお仕事を始めてから私は花火には全く縁のない生活を送ってきました。ゆっくりと花火を楽しんだのは、娘が小学校低学年の頃だったような気がします。

昨年の夏、娘が「うちから8箇所の花火が見えたよ。」って嬉しそうに言うのを朦朧とした頭で、「ふぅ〜ん。」笑

でも今年はお店を休んででも絶対に花火を見ようと決めていました。姉が死んでから父は体調を崩すことが多くなり気になっていたところに、「お父さんがうちには娘が何人いた?と聞いてきた、様子がおかしい。」と母から連絡を受けていて、私は花火見物をしながら父を観察しようと考えていたのです。

昔、母が縫ってくれた揃いの浴衣を着て、父に連れられ姉と3人で行った花火大会。

夜空には大輪の花が咲いているというのに私は露店ばかり見ていて、父に、「今の見た?そっち見てないでちゃんと上を見なさい。」と何度注意されて綿飴やオモチャの指輪が気になって。

「もうすぐ終わっちゃうよ。花火、見たの?」

今夜は私の代わりに娘が浴衣を着てくれました。

父は、「菜々、綺麗だねぇ。よく似合うね。」と嬉しそうに目を細め、夜空の花を見上げて、「凄く綺麗だねぇ。」って喜んで。

「ここはどこかな?もう帰ろう。」って。

お父さん・・・

たった今、花火が始まったばかりよ。