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Author: もあママ

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チェル18の春

蝉しぐれの降り注ぐ、夏の盛りとなりました。 蝉、鳴いてます?

皆様、お健やかにお過ごしでしょうか。

先月のある深夜、私は生まれて初めて背中のこむら返りを経験しました。

寝ている私にそれは急にきて、グワ〜ングキッ!グワ〜ングキッ!と連続海老反り5回。。

収まった後も少しでも動くと6回目が来そうで朝までピクリとも動けませんでした。

朝になりゆっくり時間をかけてベッドから降りて、ネットで『背中こむら返り』と調べたら背中のギックリ腰と書いてありました。

ギックリ腰は主治医が出してくれた鎮痛剤や湿布をどんなに飲んでも張っても何日経っても一向に良くなりませんでした。
それどころか痛みは日に日に強くなっていきました。

痛いけれど真っ直ぐ歩くのはまだマシで何が大変ってベッドに寝転ぶ時で、どうやれば痛くなく横になれるか縁に座って毎晩考えこみました。

空中で横になってからゆっくりそっと降ろしてくれたらどんなに楽だろうと何度夢見たかしれません。

あの日は娘がチェルを連れて遊びに来ていて、私は相変わらず鎮痛剤と湿布で痛みを誤魔化しながらそろりそろりと歩いていました。

そしてそろり足を下ろそうとしたその場所にチェルが丸くなって寝ていて、私は踏み潰しそうになって咄嗟に着地点を変えてズドンと転び数メートルスライディングしました。


そんな事が起きた2週間後の午後、私は余りの痛みで呼吸困難になり救急車に乗せられていつもの病院に運ばれました。
想像以上にストレッチャーは硬く真っ直ぐで、道路は段差だらけで死ぬかと思いました。笑
前にも具合が悪くなり娘にタクシーで病院に運んでもらって即入院という事があったので、途中で薄目を開けて同乗してくれている娘をチラッと見たらなんていうか・・・もう勘弁してよ的な表情をしてしら〜っと外を見ていて申し訳なくなりました。

母の同乗者として救急車に乗った時と自分が病人とではわけが違います。
やっとの思いで病院について硬いストレッチャーから硬いストレッチャーに1の2の3で移され、だぁっ〜って先生達が走るその横で救急隊員が私の病状の説明をしているのを最後に私は気を失いました。


次に目を覚ましたのは頭の上で先生達が集まって、「これは背中じゃなくて先に心臓じゃない?心不全、起こしかけじゃないか?」「そうかもしれないですね。」という声を聞いた時でした。

え?ええ〜っ?

私、癌じゃなくて心不全で死ぬの?

ガーン😨


「CCUね、先ずカテーテル!!」
バタバタとどこかに運ばれながら私は朦朧とした頭でCCB?とかカテーテルってあのカテーテル?とか、ちょ悪いのは背中だからぁ〜とか思っていました。

後日家族に聞いたところCCUに運ばれカテーテルの順番を待っていたら午後8時になってしまい、やっと順番が来たと思ったところにマジの心不全が運ばれてきたので私の検査は翌朝に変更になったそうです。

検査は局部麻酔で行われ途中で先生が、「ここはちょっと痛いですよ。頑張って。」と声を掛けて下さったのですが検査室もやっぱり真っ直ぐで硬く愛想のないベッドで、背中と腰が痛過ぎてそれどころではありませんでした。
「よく頑張りましたね、終わりましたよ。」と言われて先生に私の心臓は悪いのかと聞くと、「いや、昨日は焦りましたけど心不全とかじゃないですよ。血管も綺麗ですし心臓も綺麗ですよ。カメラの映像や造影剤でちゃんと写してますから後でお見せします。組織検査にも回しましたからね。」
「そうなんですか、じゃ私は」
「軽度の蛸壺ですね。詳しくはCCUに戻ってからお話ししますが2週間ほど前にご家族に不幸があったとか、ペットが死んだとかショックな出来事はなかったですか?」

蛸壺て・・・
「え〜と。。あっ!チェルを踏み潰しそうになって」
「チェル?」
「はい、18歳の愛犬です。私そろりそろり歩いていて踏み潰しそうになって避けて転んだんです。18歳になっても頑張って生きてるのに。」


しーん・・・

13日間の入院で蛸壺は飲み薬で完治しました。

でも背中は・・・

「圧迫骨折です。前回入院時のステロイドの大量、長期投与によるものだろうと考えます。」

え?!ギックリ腰じゃなくて?

5回目の入院を終え、今は自宅でコルセット生活です。

カブト虫みたいなコルセットでグルグル巻きになってガンダムみたいに歩いています。

癌→手術→抗がん剤→副作用→免疫療法→副作用→副作用の後遺症→カブト虫

退院の日、病室にて

5月も後半を過ぎ梅雨の気配が少しずつ感じられるようになってきました。

いよいよ私の苦手なジメジメ季節がやって来ます。

あぁ、嫌だ。

皆様お元気ですか。

退院して20日が経ちました。

ゴールデンウィークは家族で山中湖と芦ノ湖でしたが楽しい時間はあっという間で、先日、退院後初の検診に行き満タンの病院に一気に現実に引き戻されました。

血液検査と造形剤CT、婦人科と脳神経内科と消化器内科を周りクタクタになりました。

腸炎の経過は順調でしたがステロイド剤は急には止められないらしく、1週間毎に減量しながらまだ暫く飲み続けることになりました。

癌がどうなっているか、造影剤CTの結果は来週のお楽しみです。

毎年欠かさず検診を受けていたのにコロナ禍で3年間怠けていた間に子宮体癌になり、ステージ1の診断のはずが手術をしてみたらびっくりリンパに転移で一気に3Cにアップグレード。

痺れたり浮腫んだり寝込んだりとキツい抗がん剤を6回も受けたものの後半で効果がなくなり、残っていた癌細胞を発見。

2回目の手術。

その後もリンパの中にあるはずの見えない癌細胞をやっつけるべく免疫チェックポイント阻害薬の化学治療を始めて1年と少し。

副作用に耐えられず入院。

退院して化学治療を再開するも遂に免疫が暴走、脱水症状と腸炎でダウンしてまたまた入院。

免疫アップの抗がん剤治療を一旦ストップして免疫を下げるステロイド剤にてぐるぐるグルグル回転治療中で現在に至る。

一体私は何の病気だったかな。😷

殆どの方がそうなのかも知れませんが自分や身近な人が当事者にならない限り、世の中は良く知らない事だらけです。

そうなのですがそれにしても私は興味のない事には全く無関心で然も興味のある事が2つ程しかないという。

「そんな事も知らないの?」と呆れられてご親切に教えて頂き、知り合いに、「ね、◯◯って◯◯らしいわ。知ってる?」と聞くと、「知ってるよ。」

ガ〜〜ン。。😱

ステロイドってアトピーに塗るお薬だと思っていて、炎症にも効いて点滴したり飲んだりもするんだって初めて知りました。

ステロイド糖尿病とかムーンフェイスとか、ステロイドを沢山投与すると物凄い空腹感に襲われることも知りませんでした。

たった今食べたのに直ぐにお腹が空きます。

やっぱりボケたかな?と心配になります。

気がつけばいつも冷蔵庫の前にいて、上から下まで扉を開けては中をジィーっと眺めている私がいます。

何年か振りに抗がん剤を休止して、久し振りにお腹が空く感覚を思い出しました。

何を食べても美味しくて、何処も痛くなくて、身体も心もホッコリしています。

あ、こんなところにプリン。笑

腸炎が治ったら多分また化学治療が始まります。

それまでは獣の様に食べて蓄えられるだけ蓄えて幸福感を味わえるだけ味わい、自分を甘やかしまくりたいと思います。

本番の治療が始まったらちょこちょこ浮いたり沈んだりしながら、得意の低空飛行で長く飛んでいたいものだと思っています。

思い返せば私は生まれた時から家族に囲まれ何不自由なく大切に育ててもらい、つい3年前まで呑気に楽しく自由に暮らしてきました。

恵まれた人生でした。

癌罹患はそんな私に突然降り掛かった一大事でした。

これまでかと目の前が真っ暗になった事もありましたが、最近は当然と言えば当然だと思う様になりました。

私のこの病は今の医療では完治は望めないと主治医は言います。

横ばいならOK、少しずつ悪くなりながら治療法が尽きるまで延命目的の治療を続けるしかないと。

私は今、生まれて初めて本気の『修行』をしているのだと感じています。

この苦行は私に与えられた私だけのもの。

私は私を淡々とやり続けるだけ。

時々、癌が突然ころっと消えている夢を見ます。

幸せで涙が出ます。

主治医の言う通り、私が生きている間は完治は望めないかも知れません。

でも直向きに努力を重ねていれば、もしかしたらその内ひょっこり世紀の大発見があるかも知れません。

どんな有識者も未来は知りません。

今はとても体調が良く、これは浮腫んでるのよとステロイドのせいにしてコロコロ真ん丸になって笑っています。

もしも顔を見たいなとふと思って下さったなら、時間を作って会いに来て下さい。

いつもいつも皆様にお会い出来る事を楽しみに待っています。

✨治療日等で出勤していない日もありますので前もってご連絡を頂けると助かります🙇‍♀️

強まる日差しに夏への移ろいを感じる季節を迎えました。

変わりゆく季節のなんて速いことでしょう。

皆様いかがお過ごしですか。

私はやっと先週末に退院の目処が立ち、なんと45日振りに懐かしの我が家に帰る事が許されました。

いよいよ土曜日に念願の退院です。

酷くなる前にギブアップして助けを求めれば良いものを、私という人間はそうなると余計に頑張って耐えようとしてしまう向きがあります。

今回は娘の目に留まり即病院へとなったのですが、1人だったらもう4、5日は我慢していたと思います。

少し回復した頃に主治医から、「あの日が限界。危なかったよ。」と言われて、

へ??笑

少しは食べれていたはずが何も喉を通らなくなり最後には水分さえ身体が拒否し始めたのに、“これは良くないなぁ。でも来週の火曜日が診察日だからそれまで何とか頑張ろう。何とかなるんじゃないかな。”

世の中には、特に病気は自力では何ともならない事の方が圧倒的に多いとそろそろ自覚した方が良いとは思うのですが・・・。

娘にしがみ付きながら病院まで来て、『脱水症状で即入院!』となり、連日24時間の点滴治療が始まりました。

2週間もすれば良くなって帰れるだろうと簡単に考えていたのですが、頑張り過ぎた身体はなかなか元には戻ってくれませんでした。

点滴治療と並行して様々な検査を受けたところ、根本的な原因は化学療法の副作用による腸炎だと判明しました。

そこからは腸炎の治療も並行して行ったのですがこのステロイド治療が速攻効いてあっという間に体調が回復、なのに徐々に分量を減らしていく作戦で、

地味。。😆💦💦

最終的には朝30分のステロイド治療1本だけになり痛みも不快感もなく何もする事がなく、食べては寝るの生活で。

今日は入院してから何日目か毎日毎日指折り数え乍ら、せめて退院後の体力作りにと院内を歩き回るものの30日を過ぎた辺りから暇過ぎて精神的にかなり参ってしまい。

忙しそうなナースさんやお掃除の人がただただ羨ましくて働きたくて。。

ダメだ!ボケる。。

今回も沢山の方からご心配や励ましのメールを頂きました。

いつもありがとうございます。

毎朝毎晩病室に来て下さった主治医の大斗先生、お世話になった病棟の先生達、そして優しいナースさん達、関係者の皆様にも心から感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

皆さんのお陰で連休明けにはまたお店に復帰出来そうです。

どうか皆さんが私を忘れずにいて下さり、会いに来てくださいます様に。。

春色が日増しに濃く感じられるようになりました。

皆様お変わりございませんか。

と言いながら私は不覚にもまた3月13日から病院に逆戻りしてしまい今回で4回目の入院で、

日増しに濃くなる春どころか花冷えの春と言ったところです。

今回も抗がん剤の副作用でダウンです。

罹患して闘病生活に入ったのはもう3年前になります。

“これではダメだ、病気のことばかり考えていては。何か楽しい事を見つけよう。”と頭を切り替えようとするのですが、残念ながら毎日どこか具合が悪くジワリジワリと脳が病脳に侵食されていきます。

毎日が自分との闘いです。

病気の話ばかり書きたくなくて楽しいことが見つかるまでここから離れていようとしていると、「ママ、またブログが止まってるよ。何か起きてるな?」

げ!🤪

具合が悪そうだと様子を見に来てくれた娘が一瞬で、“あっかぁ〜ん”と思ったよと話していました。

私は顔も身体も真っ茶色になっていて、病院に行くから着替える様にと何度座らせてもベッドにくらんと倒れ込んでしまうのだそうです。

娘はどうやって病院まで私を連れて来たのか。

マンションのエントランスとかタクシー乗り場とか人がいる所だけはシャキッと歩いた記憶がありますが、他は殆ど何も覚えていない私です。

知ってる人に見られたら困るもの、偉いぞ私。

頑張った、娘。。

少しずつ体力が回復してくると、娘が小出しでその時の話を笑って話始めました。

私はこの世で1番見せてはいけない人間にいけない私を見せてしまった様です。

先日は茶色に変身した私の絵を描いて見せてきました。

今まで私が馬鹿だアホだと笑い物にしてきた娘に私は一生笑い物にされるのです。

ヒェ〜〜。

娘は話を盛るからなぁ。

ウケた話は何年も話続けるし、忘れた頃にまたもうひとつ盛って話すんだから。。

ま、いっか。

泣かれるよりはね。

私は少し歩ける様になって回復したのを良い事に、毎日面白いこと探しをして院内を歩き回っています。

白衣を着た賢くて真面目な人って面白いです。

いっぱい見つけて、またお店で話したいです。

頑張ります。

待っててね。。

節分を過ぎても厳しい寒さが続きますが、皆様、体調にはお変わりございませんか。

明日は日中の気温は3月並みだそうですが翌日には一転して冬本番の寒さに逆戻りするのだそうです。

麗らかな春が待ち遠しい時期でございます。

夕方タクシーが歌舞伎座から銀座通りに差し掛かると沢山の海外の観光客がスマホを手に記念撮影をしています。

トリルのある数奇屋通りも人気の飲食店が多い様で、連日沢山の方が列を作り辛抱強く順番を待っています。

日本はとても美しく良い国だったと言ってもらえるといいなぁと思いながら、皆さんの前でタクシーを下車。

夜のお化粧とピンヒールとロングドレスの上にコートという出立ちでスタスタと地下に降りていくのですが、時々、「この海外の方達は私を見て何をする人だと思っているのかな?」と聞いてみたくなります。

何となく一斉に冷たい視線を背中に感じるのですが、気のせいかな??

気になるぅ〜。🤣

1月27日の夜に銀座のトリルは開店以来16年目にして初めての女子会を行いました。

私は自分のお誕生日会とか周年とか大勢に集まってもらうのがどうも苦手で、出来れば、「あら?ママお誕生日いつでした?今月よね?」「あ〜、あれはもうとっくに過ぎちゃったわ。」なんてね。

でも今年はキャストは勿論、友人達にも声を掛けて兎に角大勢で賑やかにやってほしくて。

女心となんちゃらでしょうか。笑

急な連絡にも関わらず、皆んな2つ返事で飛んできてくれてお店が満席になり、深夜まで盛り上げてくれ楽しい会になりました。

「私を元気づける為に皆んな集まってくれたのかも」と途中で気づいて、その優しさが有り難くて何度も泣きそうになりました。

本当に本当にありがとうございました。

今年もまた1からスタート出来ました。

開始の乾杯から娘が動画を撮っていて、翌日鑑賞したのですが・・・

まぁ〜、なんというか・・・

飲む食べる喋る歌う笑うダンスダンスで大爆笑。

完食です。

私を含め全員がお嫁入り前なので動画のアップが出来ず、皆様にお見せ出来ないのが残念です。

だけど締めのアイスクリームを食べている時は静かだったなぁ。。

🤣🤪🤭😛😀☺️😆😊🙃😋😉😍😘😆

皆んなは楽しかったかな。

私はとても楽しく過ごせました。

ありがとう。

来てくれてほんと嬉しかった。

ありがとう。

色々あるけど一緒に頑張ろう。

また会いに来てほしい。

何かあったらいつでもここに来て。

本当に本当にありがとう。✨