銀座のトリル 03-3572-8228

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ママのぽわぽわ銀トリ日記♪
店内にて

あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

昨夜、今はもう出汁の取り方も忘れてしまった母に「年越し蕎麦を作ったよ。食べにおいで。」と声を掛けました。昔はお料理が得意な母でした。新聞の献立欄をハサミで切って丁寧にスクラップしていました。その割に食卓にはいつもの献立が並んでいました。あのスクラップは何の為だったのか、

指の運動?

「今夜は行かない。お正月から行かせて欲しいから」

「来ればいいのに。美味しいお蕎麦が出来たのに。」

「そうなの?でもいいわ、明日行くから。」

母は除夜の鐘を聞いた直後にやってきました。

ウケる。笑

「おめでとう。今年もよろしく。元気で頑張ります。」と母は言ってペコリと私にお辞儀しました。

私を見て笑い、娘を見て笑い、2人を交互に見てまた笑う。

こんな風に歳を取れたらいいなとつくづく思いました。

お母さん、こちらこそ今年もよろしくね。

私・銀座にて

京都・清水寺で発表された今年の漢字は『 金 』でした。

私は何かなと考えたらこんな文字が浮かびました。

『隠』

忍者か

今年の私は自分の本心を隠し続けた年でした。今年の初めに父の主治医から父の命がもう長くないと知らされました。父は見る度に弱く細くなっていたので私もそんな予感はしていました。でもいざ言葉にされると寂しさや悔しさや後悔といったものが一気に押し寄せてきて、冷静ではいられなくなる私がいました。でも両親の子供は私だけになり、母もいるんだし、私がしっかりしなければと。今後は固形物が食べられなくなると言われると父の好きだったお饅頭を買って行っては、隠れて小さく刻んで食べさせました。

父に会いに行った直後に濃いメイクをしてドレスに袖を通す瞬間は何とも言えない気持ちでしたが、私はいつも笑っていました。父とのお別れが近づいた夜も、父とお別れした夜も私は泣きませんでした。

いつ泣いてくれるかなって父は私を見てるかな。笑

だから今年の私の漢字は『隠』なのです。

来年の暮れの私の漢字は何だろう。

先日ある方に、「ママは冷たい。」と言われてしまったので、『緩』

あ、ちょっとそれやだな。。笑

マスター・店内にて

今年のクリスマスはどうしようかなと考えていたら、あるお客様がマスターのライブをしたら?とアドバイスして下さり、久し振りにマスターのソロライブが実現致しました。お忙しい中、沢山の方がお集まり下さいました。ありがとうございました。

転職して音楽にもっと時間を費やしたいと、トリルを選んでくれたマスターでした。正直言うと私は初めからそれは難しいと思っていました。マスターは夜の街のお仕事は未経験でしたし、それでなくても不規則極まりない生活です。

オリジナル曲に拘るマスターは創作活動にとても時間を掛けるようで、私の予想通りマスターにその余裕はなくなっていきました。申し訳なくて、「前のお仕事に戻っても良いのよ。他に活躍できる場所があるなら移っても良いんだし。」と何度も言いましたがマスターはではそうしますとは言いませんでした。

嬉しいことや辛いこと、良い時ダメな時を繰り返しながら人は生きています。マスターの作る歌は一見悲しい曲に聞こえますが、私はもしかしたら応援歌なのかもしれないと思っています。

私やマスターに機会を与えてくださった皆様にオーナーとして心から感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

私・店内にて

皆様いかがお過ごしですか。今年も残すところ数日になりました。周りの慌しさにつられ焦り始める時期です。どうぞ呉々もお怪我などなさいません様に。

12月1日、銀座のトリルは開店7周年目に突入致しました。

余計な力を入れずに私らしくやって行こうとスタートしたあの日から、もうそんなに経つなんて信じられない気がしたり、長かったなぁと思えたり。。

色々な思いは巡りますが、こうして毎日お仕事をさせて頂けるのは支えて下さるお客様あってこそ。

たくさんのお店の中から銀座のトリルを見つけて下さり、足をお運び下さるお客様には感謝しかありません。

皆様、本当にいつもいつもありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。だから皆様も・・・

もっともっとお願いね。。

私・マスター・店内にて

早いもので今年も残り2週間になりました。歳を重ねる度に今年は去年より短かったと感じるようになり、時間がもっとゆっくり過ぎるようにと願う私です。せめて月日が3か月増えてくれたら、もっと沢山人助け出来るのに。笑

先日、人と人が出会うのは偶然ではなく必然だとお話された方がいました。

人は生まれ変わるから前の世界では親族だったり親友だったかもしれない、だから姿を変えてまた出会うんだって。

出会った時にどこか懐かしく感じたりホッとしたりするのはその為なんだと。

マジで?

私は1度だと思うなぁ。

それに1度でいいかなぁ、人生は。

もしそれが本当だとしたらお断り出来るのかしら?

嫌だ!笑

1度しかないから頑張ろうと思えるし、大事に生きたいと思うんじゃないかな?

それに前世で親族だったなら、

もう少し大切にしてくれて良くないですか?笑